首も顔もスッキリしないのは”スマホ姿勢”が原因かも?

ストレートネックの改善方法
目次

現代人の新たな宿命”ストレートネック”

近年増加しているのが、スマホやPCの長時間使用による「ストレートネック」(テキストネック)。これが、首こりや頭痛だけでなく、顎下のたるみや顔のもたつきの原因になっているケースがとても多いのです。

ストレートネックとフェイスラインはつながっている?

ストレートネックとは、本来緩やかに湾曲しているはずの頚椎(首の骨)が、湾曲を失ってしまう現代病的姿勢のことです。頭の重み(約5〜6kg)が前方に移動し、首や肩に過剰な負担がかかることで、「頭が突き出す」「頬の筋肉が下がる」「首のリンパが滞り、むくみやすくなる」といったことが起き、結果としてフェイスラインのたるみや二重顎が起きてしまいます。

原因は”舌の位置”と”眼球の動き”にある!?

舌が下がると姿勢が崩れる

舌の位置(舌(たん)ポジション)は、首・顎・体幹の安定に深く関わる神経センサーの一つです。低位舌(舌が下に落ちた状態)になると次のようなことに影響を及ぼします。

頭が前に出る(舌が低いと首の筋肉や骨に負担がかかって重心が前に偏る)

フェイスラインがぼやける(舌が低いと顎下部や頬骨あたりが働きにくくなり顎が下がって口が開いた状態になりやすく、フェイスラインが弛む)

鼻呼吸ができず、代謝も落ちる(鼻の内部(特に副鼻腔)では、微量ながら一酸化窒素(NO)が自然に生成されており、NOには血管拡張作用がありNOが不足 すると、 血流・酸素供給低下 して 代謝も落ちる)

眼球運動は姿勢の”スイッチ”

現代人は、画面を凝視し続けることで『動かない目』=『働かない小脳』になりがちです。実は、眼球運動は脳幹〜小脳を活性化し、姿勢と筋肉の連動性を高めるスイッチなのです。

”見る・動く・感じる”を取り戻す!神経と体を連携したピラティスエクササイズ

ここで紹介するのが、眼球運動×ピラティス×舌ポジションを統合してアプローチしたピラティスエクササイズです。以下の3つを実践することで、ストレートネックの改善フェイスラインの引き締めを同時に叶えていきます!

エクササイズ①『目線リードのネックローテーション』

「目が先→首があと」の順に動かすことで、後頭下筋群という頭や首の位置関係を知らせてくれる首のインナーマッスルが活性化します。その結果、顎が引けて舌が自然と引けるポジションに整い、口まわりやフェイスラインの安定にもつながります。

目線リードのネックローテーションエクササイズ

方法

1.イスに座るか、立って背筋をやや伸ばし、顎を軽く引いて肩の力を抜く

2.目線だけを、目の動く範囲の中で無理なく右(あるいは左)に動かす(首は動かさない)

3.目線をキープしたまま、ゆっくりと目線と同じ方向に首を回す(首の力ではなく、目線に“ついていく”感覚で動かす)

4.回した位置で2〜3秒キープし、呼吸を整える

5.戻るときも、首を動かす前にまず目線を正面に戻して、そのあとゆっくりと首も戻す

重要ポイント動作中、舌の前2/3がが上顎(口蓋)に優しく触れている状態を保ち、鼻呼吸で力まず行う

エクササイズ② 『視線固定ブリッジ』

視線固定ブリッジエクササイズ

視線を一点に固定することで、姿勢をコントロールする脳(特に小脳)が安定しやすくなります。この状態で骨盤を持ち上げる動きを行うと、目からの情報と体の動きの感覚(体幹の深部感覚)がしっかり連携し、首から骨盤までの姿勢が自然に整いやすくなります。
また、姿勢を支えるインナーマッスルも働きやすくなるため、全身のバランス感覚や安定性が高まります。

方法

1.仰向けに寝て膝の間は拳1つ分開けて膝を立て、足も拳1つ分開けて置く)

2.肩甲骨を内側に寄せて肩は下げ、両腕は体の横に置いて、手の平を床につける

3.軽く顎を引き、天井や壁の一点に視線を固定する

4.腰の下に手の平1枚入るか入らないかくらいの骨盤ニュートラルポジションを作る

5.息を吐きながら、骨盤を後傾させた状態でゆっくりお尻から持ち上げる

6.肩〜膝が一直線になる高さまで上げる(骨盤が前傾しないよう注意)

7.視線をキープしたまま、体幹を安定させて2〜3秒キープする

8.息を吸いながら、肩甲骨側の背骨からゆっくり一つずつ下ろす

9.3~5回繰り返す(慣れてきたら10回程度)

重要ポイント動作中、舌の前2/3がが上顎(口蓋)に優しく触れている状態を保ち、鼻呼吸で力まず行う

エクササイズ③ 『眼球サークル+キャット&カウ』

眼球サークル+キャット&カウ

目を大きく動かすことで、バランス感覚や空間認識を司る脳幹の前庭系が刺激 されて、 頭・体幹の位置感覚が再調整されます。その後キャット&カウ(背骨を丸めたり反らせたり)を行うと、背骨(特に頸椎〜胸椎)の可動性が高まり、脊髄と自律神経系の調整が促進され、姿勢の”軸感覚”が蘇ります。また、舌の位置をコントロールする主な神経は、舌下神経(第12脳神経)で、この神経は頭の位置や姿勢の変化に敏感に反応し、バランスが整うと、舌を「本来の安定した位置(上あごに軽く接する位置)」へ自然と導く作用があります。

方法

1.背筋をまっすぐにして骨盤を立てて座る or 立ち、片手を前に前に伸ばし、親指を立てる(親指を目の高さに)

2.親指の爪をしっかり見つめながら、親指を時計回りに大きく5回、反時計回りに5回、視線だけで円を描くように動かす(円の大きさは「視線がついていけるギリギリの大きさ」に調整)

2.(キャット&カウ)四つ這いになり、肩の下に手、股関節の下に膝を置き、息を吐きながら仙骨から首の骨に向かって背骨をひとつずつ動かす意識で、おへそを見るように首を軽く引き、背中を丸くする(キャット)

3.息を吸いながら仙骨から首の骨に向かって背骨をひとつずつ動かす意識で、目線はやや上に向けながら背骨を反らせる(カウ)

4.5〜10回繰り返す(呼吸と連動)

重要ポイント動作中、舌の前2/3がが上顎(口蓋)に優しく触れている状態を保ち、鼻呼吸で力まず行う

結論:フェイスラインは「首から」変える、首は「舌から」整う

「フェイスラインを引き締めた」「ストレートネックを根本から治したい」そう思ったら、まず、舌・目・首の神経的なつながりにアプローチすることが大切です

正しく整えることで、身体は必ず応えてくれます。REVIAはあなたのキレイを全力でサポートいたします!

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守谷市・つくば市・土浦市にある「REVIAパーソナルジム」はパーソナルトレーナーだけでなく、管理栄養士やヨガインストラクターも揃っています。お客様に合ったトレーニング指導から食事指導まで幅広くサポートいたします。身体に関するお悩みがある方は、お気軽にご連絡やご相談をお待ちしております。

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