睡眠が与えるダイエットへの影響

2024年1月26日

こんにちは！

守谷市・取手市にあるREVIAパーソナルトレーニングジムです。

本日のテーマは「睡眠が与えるダイエットへの影響」についてです。

　睡眠と体重管理の関係について、どれだけ知っていますか？睡眠不足がダイエットや体重増加に与える影響は、想像以上に大きいかもしれません。多くの人が睡眠の重要性を見落としがちですが、実は睡眠はダイエット成功の鍵を握っているのです。この記事では、睡眠が体重管理やダイエットにどのように影響するのか、科学的な観点から解説します。睡眠不足が肥満にどう結びつくのか、ホルモンがどのように体重管理に関与しているのかを明らかにし、質の良い睡眠を確保するための具体的な方法も提供します。睡眠とダイエットの関係を理解し、健康的な生活を送るための一歩を踏み出しましょう。

1. 睡眠とダイエットの関係

1-1. 睡眠がダイエットにどう影響するか

睡眠はダイエットにおいて意外なほど重要な役割を果たします。質の良い睡眠を取ることで、食欲をコントロールしやすくなり、代謝機能が改善されます。つまり、睡眠不足は食欲増加や代謝の低下を引き起こし、ダイエットの妨げになるのです。

1-2. 睡眠不足が体重増加につながる理由

睡眠不足はホルモンバランスを崩し、食欲を増加させます。特に、空腹感を感じさせるホルモン「グレリン」が増加し、満腹感をコントロールする「レプチン」の働きが低下します。この結果、過食につながり、体重増加のリスクが高まるのです。

シカゴ大学のヴァン・コーター博士の研究によると、睡眠時間が4〜5時間になると、食欲が大幅に増加することが明らかとなっています。被験者は8時間半の睡眠を4日間、その後4時間半の睡眠を4日間続け、食事量の違いについて実験を行いました。結果、4時間半の睡眠時には1日の食事量が300kcal増加したそうです。そこまで大きな違いには感じないかもしれませんが、「チリも積もれば山となる」、週、月、年換算するととても大きな差になります。

1-3. 良質な睡眠を取るためのコツ

良質な睡眠を得るためには、就寝前の環境を整えることが大切です。寝室を暗く静かに保ち、快適な寝具を使用すること。また、就寝前にはリラックスできる活動、例えば読書や軽いストレッチを行うと良いでしょう。

2. 睡眠不足と肥満の科学

2-1. 睡眠不足が肥満を引き起こすメカニズム

睡眠不足は肥満の大きな原因の一つです。睡眠不足により、体はエネルギー不足を感じ、食欲を増加させるホルモンを過剰に分泌します。また、疲れが取れにくくなり、運動するエネルギーが不足しがちになるため、体重増加のリスクが高まります。

睡眠が不足するとジャンクなものが食べたくなるという研究結果も出ています。ヴァン・コーター博士の他の研究によると、睡眠不足により食べる内容も変化するということが分かっています。甘いスナック(クッキー、チョコなど)、しょっぱいスナック(ポテチなど)炭水化物(パン、パスタなど)の摂取量が30~40%増加したそうです。タンパク質や脂肪の量に関しては10~15%程度とそこまで影響を受けなかったのだそうです。この研究からも睡眠の重要性が分かると思います。