自分の身体は「感じて、動かして」整える― ガチガチ背中をゆるめる“脳からのアプローチ” ―

目次

背中が重い…マッサージ?運動?何が正解?

マダム・レヴィア

なんだか最近ずーっと背中がガチガチなのよ。寝てもスッキリしないし、肩甲骨の内側とかカチコチ…。

トレーナー・いっちー

あるあるだね。マッサージ行った?

マダム・レヴィア

行ったわぁ。でも一時的に軽くなるだけで、またすぐ元通り。結局“根本的にどうしたらいいの?”って感じよ。

トレーナー・いっちー

実は、マッサージだけじゃなくて、エクササイズも“脳への刺激”って意味ではどっちも大事なんだよ。

実はどっちも「脳」を刺激してる?

マダム・レヴィア

え、マッサージもエクササイズも脳に効いてるの?

トレーナー・いっちー

そう。マッサージは皮膚や筋膜を通して「感覚野」にいくの。
エクササイズは「運動野」を通して脳を刺激してるの。
つまり、“感じる”と“動かす”は、脳でつながってるんだよ。

マダム・レヴィア

たしかに、マッサージ後ってなんとなく“ここ動いてなかったんだ”って感じることあるわ!

トレーナー・いっちー

それが感覚が戻ってきたサイン。そこからちゃんと「動かす」ことができると、脳にとっても“使える身体”になっていくんだよ!

私たちの身体は、「感じる」ことと「動かす」ことが別々に働いているように見えて、実は脳の中では密接につながっています。

たとえば…

  • マッサージや触れる刺激 → 皮膚・筋膜・関節などから情報が脳の「感覚野」へ送られる
  • エクササイズや自発的な動き → 脳の「運動野」から筋肉に指令が出される

この “感覚→運動→感覚…”のループがうまく回っているとき、身体は「滑らかに・正確に・柔軟に」動きます。

逆に、長時間の同じ姿勢やストレス、疲労がたまると…

  • 感覚が鈍る → 動きが雑になる
  • 動かさなくなる → 感覚がさらに鈍る
  • その結果、「ガチガチ」や「不調」が生まれる

つまり、マッサージで感覚を取り戻し、エクササイズで動きを再教育することは、
単に「筋肉の問題」ではなく、“脳との再接続”ともいえるのです。

実際にやってみる「背中ほぐしステップ」

トレーナー・いっちー

じゃあ、ガチガチ背中を“脳からゆるめる”方法を紹介するね。3ステップでいこう!

ステップ① 感覚を取り戻す(受動的アプローチ)

トレーナー・いっちー

まずはマッサージボールやテニスボールを使って、背中のコリポイントに当ててみよう。

ボールを使った背中ほぐし
  • 壁に背を向けて立ち、首の下あたりにボールを当てて、背中でボールを壁に押し付ける
  • ボールを当てる場所は背骨の真上ではなく少し右(左)にずらして、左右分けて行う
  • ボールを支点にして小さく左右に背中を動かす
  • 何回か行ったらボールを少し下に移動させて同じように左右に背中を動かす
マダム・レヴィア

うわ、思ったより痛くない。じわ~っと効くわ…。

トレーナー・いっちー

そう。これは筋肉だけじゃなくて、「今ここ動いてないよ」って脳に知らせてるんだよ。

ステップ② 背骨を動かす(能動的アプローチ)

トレーナー・いっちー

次は動かすよ!おススメは【ヒップリフト】
背骨を一つ一つ動かすことで、背骨の認知が高まってより正確に・明確に感じ取れるようになるよ!

ヒップリフトのやり方

マダム・レヴィア

これやるとなんか…背中が広がった感じするわ! 呼吸もスッと入る!

トレーナー・いっちー

そうそう。これが脳が“動かしてる”って認識する大事なポイント!

論文でもわかってきていること

マダム・レヴィア

でもこういうやり方って、感覚的じゃない?科学的な根拠ってあるの?

トレーナー・いっちー

実は、最近の脳科学の研究でも、次のことがわかってきているの。

  • マッサージは感覚野や内受容感覚(内臓感覚)を刺激
  • エクササイズは運動野の可塑性(変化しやすさ)を高める
  • 両方を組み合わせた方が、脳の変化が大きい
マダム・レヴィア

なるほど…“ほぐす”だけじゃなくて、“動かして、感じて、脳で統合する”ってことが重要なのね。


自分の身体は「感じて、動かして」整える

トレーナー・いっちー

ガチガチ背中をほんとにゆるめたいなら、マッサージか運動か、じゃなくて「両方を脳に届ける」のが一番。

マダム・レヴィア

じゃあ、たまにマッサージ受けたくなる気持ちも、悪くないんのね。

トレーナー・いっちー

もちろん!
でも、マッサージを“脳への目覚まし”だと思って、そのあとに自分で動いて脳を使うことが大切。


マダム・レヴィア

なるほど…“ほぐす”だけじゃなくて、“動かして、感じて、脳で統合する”ってことなのね。

マッサージとエクササイズは、まったく違うアプローチのように見えて、どちらも「脳のはたらき」を変える刺激になっています。

マッサージの役割は?

  • 筋肉をゆるめるだけでなく、皮膚や筋膜からの刺激を通じて
    → 「ここに感覚があるよ」と脳に知らせる効果があります。
  • 特に、触覚や圧覚は「感覚野」に直接働きかけ、
    → 眠っていた部位の“存在感”を脳が再認識するきっかけになります。

エクササイズの役割は?

  • 自分の意志で身体を動かすと、運動野が活性化され、
    → 脳から筋肉への“指令ルート”がクリアになる
  • つまり、「自分で自分の体をコントロールできる」感覚が戻ってくるのです。

ポイントは「感覚と運動のセット」

  • マッサージだけだと、“気持ちいい”だけで終わってしまうことも。
  • エクササイズだけだと、“なんかよく分からないまま頑張る”ことになりがち。

だからこそ、

まず感覚を目覚めさせて、次に動かす。この順番で行うことで、身体の変化を脳がしっかり“記憶”するのです。

実感を「学習」に変える

一時的にスッキリするのではなく、「今日は背中がひらいた」「ここが動くようになった」といった感覚の変化を認識することが、脳にとっての“新しい学習”となり、それが整った身体の持続性につながっていきます。

まとめ

マッサージも運動も、実はどちらも“脳への刺激”です。
感覚をひらいて、動かして、脳で再認識する――
この流れが、ガチガチ背中を本当にゆるめるカギです。

受け身のマッサージと、自分で動くエクササイズ。
両方を組み合わせることで、身体はもっと深く整っていきます。

ガチガチ背中をゆるめるには、「感じる」ことと「動かす」こと、そのどちらも大切。
女性専門パーソナルジム【REVIA】では、姿勢改善に特化したパーソナルトレーニングを行っています。
マッサージのように“受けるケア”だけでなく、自分で“整える力”を身につけていくことで、身体も心も軽やかに。

「なんとなく不調が続いている」「姿勢や呼吸を根本から変えたい」そんな方は、ぜひ一度体験にお越しください!
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https://revia-personalgym.com/

守谷市・つくば市・土浦市にある「REVIAパーソナルジム」はパーソナルトレーナーだけでなく、管理栄養士やヨガインストラクターも揃っています。お客様に合ったトレーニング指導から食事指導まで幅広くサポートいたします。身体に関するお悩みがある方は、お気軽にご連絡やご相談をお待ちしております。

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