
背中が重い…マッサージ?運動?何が正解?

なんだか最近ずーっと背中がガチガチなのよ。寝てもスッキリしないし、肩甲骨の内側とかカチコチ…。



あるあるだね。マッサージ行った?



行ったわぁ。でも一時的に軽くなるだけで、またすぐ元通り。結局“根本的にどうしたらいいの?”って感じよ。



実は、マッサージだけじゃなくて、エクササイズも“脳への刺激”って意味ではどっちも大事なんだよ。
実はどっちも「脳」を刺激してる?



え、マッサージもエクササイズも脳に効いてるの?



そう。マッサージは皮膚や筋膜を通して「感覚野」にいくの。
エクササイズは「運動野」を通して脳を刺激してるの。
つまり、“感じる”と“動かす”は、脳でつながってるんだよ。



たしかに、マッサージ後ってなんとなく“ここ動いてなかったんだ”って感じることあるわ!



それが感覚が戻ってきたサイン。そこからちゃんと「動かす」ことができると、脳にとっても“使える身体”になっていくんだよ!
私たちの身体は、「感じる」ことと「動かす」ことが別々に働いているように見えて、実は脳の中では密接につながっています。
たとえば…
- マッサージや触れる刺激 → 皮膚・筋膜・関節などから情報が脳の「感覚野」へ送られる
- エクササイズや自発的な動き → 脳の「運動野」から筋肉に指令が出される
この “感覚→運動→感覚…”のループがうまく回っているとき、身体は「滑らかに・正確に・柔軟に」動きます。
逆に、長時間の同じ姿勢やストレス、疲労がたまると…
- 感覚が鈍る → 動きが雑になる
- 動かさなくなる → 感覚がさらに鈍る
- その結果、「ガチガチ」や「不調」が生まれる
つまり、マッサージで感覚を取り戻し、エクササイズで動きを再教育することは、
単に「筋肉の問題」ではなく、“脳との再接続”ともいえるのです。
実際にやってみる「背中ほぐしステップ」



じゃあ、ガチガチ背中を“脳からゆるめる”方法を紹介するね。3ステップでいこう!
ステップ① 感覚を取り戻す(受動的アプローチ)



まずはマッサージボールやテニスボールを使って、背中のコリポイントに当ててみよう。


- 壁に背を向けて立ち、首の下あたりにボールを当てて、背中でボールを壁に押し付ける
- ボールを当てる場所は背骨の真上ではなく少し右(左)にずらして、左右分けて行う
- ボールを支点にして小さく左右に背中を動かす
- 何回か行ったらボールを少し下に移動させて同じように左右に背中を動かす



うわ、思ったより痛くない。じわ~っと効くわ…。



そう。これは筋肉だけじゃなくて、「今ここ動いてないよ」って脳に知らせてるんだよ。
ステップ② 背骨を動かす(能動的アプローチ)



次は動かすよ!おススメは【ヒップリフト】
背骨を一つ一つ動かすことで、背骨の認知が高まってより正確に・明確に感じ取れるようになるよ!
ヒップリフトのやり方



これやるとなんか…背中が広がった感じするわ! 呼吸もスッと入る!



そうそう。これが脳が“動かしてる”って認識する大事なポイント!
論文でもわかってきていること



でもこういうやり方って、感覚的じゃない?科学的な根拠ってあるの?



実は、最近の脳科学の研究でも、次のことがわかってきているの。
- マッサージは感覚野や内受容感覚(内臓感覚)を刺激
- エクササイズは運動野の可塑性(変化しやすさ)を高める
- 両方を組み合わせた方が、脳の変化が大きい



なるほど…“ほぐす”だけじゃなくて、“動かして、感じて、脳で統合する”ってことが重要なのね。
自分の身体は「感じて、動かして」整える



ガチガチ背中をほんとにゆるめたいなら、マッサージか運動か、じゃなくて「両方を脳に届ける」のが一番。



じゃあ、たまにマッサージ受けたくなる気持ちも、悪くないんのね。



もちろん!
でも、マッサージを“脳への目覚まし”だと思って、そのあとに自分で動いて脳を使うことが大切。



なるほど…“ほぐす”だけじゃなくて、“動かして、感じて、脳で統合する”ってことなのね。
マッサージとエクササイズは、まったく違うアプローチのように見えて、どちらも「脳のはたらき」を変える刺激になっています。
マッサージの役割は?
- 筋肉をゆるめるだけでなく、皮膚や筋膜からの刺激を通じて
→ 「ここに感覚があるよ」と脳に知らせる効果があります。 - 特に、触覚や圧覚は「感覚野」に直接働きかけ、
→ 眠っていた部位の“存在感”を脳が再認識するきっかけになります。
エクササイズの役割は?
- 自分の意志で身体を動かすと、運動野が活性化され、
→ 脳から筋肉への“指令ルート”がクリアになる - つまり、「自分で自分の体をコントロールできる」感覚が戻ってくるのです。
ポイントは「感覚と運動のセット」
- マッサージだけだと、“気持ちいい”だけで終わってしまうことも。
- エクササイズだけだと、“なんかよく分からないまま頑張る”ことになりがち。
だからこそ、
まず感覚を目覚めさせて、次に動かす。この順番で行うことで、身体の変化を脳がしっかり“記憶”するのです。
実感を「学習」に変える
一時的にスッキリするのではなく、「今日は背中がひらいた」「ここが動くようになった」といった感覚の変化を認識することが、脳にとっての“新しい学習”となり、それが整った身体の持続性につながっていきます。
まとめ
マッサージも運動も、実はどちらも“脳への刺激”です。
感覚をひらいて、動かして、脳で再認識する――
この流れが、ガチガチ背中を本当にゆるめるカギです。
受け身のマッサージと、自分で動くエクササイズ。
両方を組み合わせることで、身体はもっと深く整っていきます。
ガチガチ背中をゆるめるには、「感じる」ことと「動かす」こと、そのどちらも大切。
女性専門パーソナルジム【REVIA】では、姿勢改善に特化したパーソナルトレーニングを行っています。
マッサージのように“受けるケア”だけでなく、自分で“整える力”を身につけていくことで、身体も心も軽やかに。
「なんとなく不調が続いている」「姿勢や呼吸を根本から変えたい」そんな方は、ぜひ一度体験にお越しください!
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